ハロウィーン
                                      11月13日 福森 睦子さんより

 10月31日はHalloweenでした。Halloweenは、アイルランド移民が、1840年代にアメリカに持ってきた祭りです。11月1日は All Saints Dayで、その前夜10月31日は Halloween Eveと言われています。その日には前年に死んだ人の魂が、この世に戻ってきて、生きた人間の体に入り込もうとします。人々は死人の魂に取り付かれるのを恐れて、家々では明かりを消して、寒く惨めな状況に見せかけます。人々は奇妙な服をまとい、にぎやかな町を練り歩き、人々に入り込もうとする、さまよっている魂を怖がらせたと言います。
 
 Halloweenでは、かぼちゃのお化けJack-o-Lantern(ジャコーランタン)がつきものです。最近は、日本でも店先にこれらを良く見かけるようになりました。
 
 その昔、Jackという飲んだくれのペテン師がいました。このJackは悪魔をだまして、木に登らせました。木の幹に十字架をはり、悪魔が木から下りられないようにしました。悪魔はもう二度とJackを誘惑しないという約束で、木から下ろしてもらいました。Jackの死後、彼は悪い行いのため天国入りを断られるし、悪魔をだましたということで地獄にも行けません。その時悪魔は、真っ暗な道を照らす一本の燃えさしの木片をあげ、それを長持ちさせるために、中をくりぬいた“かぶ”の中に入れたということです。移民がアメリカに渡ったとき、かぶよりかぼちゃがたくさんあったので、かぼちゃに替えたそうです。
 
 Halloween 10月31日、日が暮れると子供たちは色々のコスチュームを着け、手には袋や籠をさげて家々を回ります。家々の前には火を灯したJack-o-Lanternがあったり、恐ろしいものを庭に飾っています。子供たちはドアベルを鳴らして、”Trick-or-Treat!”と叫ぶと、お菓子がもらえます。皆今年はどんなコスチュームにしようかと、前々からその日を楽しみにしています。人気のコスチュームは年々異なり、映画やテレビの人気のcharacterのコスチュームあり、伝統的な魔法使いやお姫様、お化け、と色々です。
 
 町や学校でもHalloweenのための色々な行事があります。Costume PartyやPumpkin Carving Contestは、その代表的なものです。
 
 カリフォルニアにいる息子の家には、例年40人、50人の子供たちが来たそうですが、今年は15人位で淋しかったです。家の近くのDescansoという公園で、Halloween Paradeがあるということで見物に出かけました。大部分が両親に連れられた小さい子供たちでした。子供はさておき、親達がかわいいいコスチュームを着た我が子を嬉しそうに写真を撮っている光景は、ほほえましいものでした。この楽しかるべきお祭りも変わってきました。治安が悪くなった事も一因でしょうか。すさんでいく社会にあって、この楽しい習慣が続きますように、と願わずにはいられませんでした。


            

  
  孫のAnneちゃん(11才、魔法使い)とJohn君(9才、海賊)

            

       

       
                       Descanso公園でのHalloweenの様子

            


No,2

福森さんは、10月下旬から年末まで、米国在住のお子様たちのところで滞在しておられます。この「お便り」は、カリフォルニアの息子さんの所での、ハロウィーンの様子についのお話です。